💓みんなができる合氣道(愛の氣の道)は思いやり💓
今日は、自粛ムードの中で静かに自宅で過ごしていました。
3月29日はマヤの暦でいう元旦。
天象(天体の現象)はときとして人々にメッセージを送っているかような現象を起こすことがありますが、今日は浄化ともとらえられるような雪で、辺り一面が一時真っ白に。その雪を見ながら考えてみました。
コロナの問題。
今、私たちに一番必要なのは、【想像力】であり、【他者を思いやって行動する】ということなのではないかと思います。
大切なのは、闇雲に恐れるのではなく(量子力学における観測問題という意味で;素粒子で作られている万物は、人間の観測、つまり人間の「意識」が注がれたときに物質化すること)、
闇雲に軽視するでもなく、報道に惑わされ過ぎずにできるだけ冷静にニュートラルな目で情報を得、想像力を働かせて思いやり深く行動すること。
コロナの問題を通して私たちの今の在り方を振り返り、気づきを得て、新しい時代へとシフトしていく知恵を皆で出していくことではないかと思います。
『国家の品格』などの著書で知られる世界的数学者の岡潔先生(数学の多変数函数論の分野で人間技とはとても思えないような大変難しい問題を一人で解決し、世界的な数学者として高く評価された)は、『論理の危うさ』を指摘し、『情緒』の大切さを伝え続けた方です。
グローバリズムが弱者を追い込んでいる中、日本人の自然や弱者への共感、もののあわれ(折に触れ、目に見、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や、無常観的な哀愁)が世界を救うと言われていたそうです。
私たちは、あまりにも左脳偏重、合理主義に傾きすぎ、大切な「心」を忘れてしまったのかもしれません。奪い合う経済の在り方から分かち合う在り方へとシフトしなくてはいけないということを真剣に考える機会をもらっているのではないでしょうか。
ここであることに気づきました。おぉ、これってみんなができる合氣道!?
かれこれ稽古ができなくなって1か月がたちます。あれほど熱心に通っていた道場にこの期間一度も足を踏み入れることができず、単純計算で16日もの稽古チャンスを失ったことになります。
でも、合氣道は畳の上でやるだけが合氣道ではありません。だから、(体力筋力の低下はちと気になるものの)悲観はしていません。合氣道本番は、今ここにあり!なのです。
記憶に新しい昨年開催されたラグビーワールドカップ。日本チームが見せてくれたようなワンチーム!みんなで互いに【氣】を合わせて、心通わせ、目の前の困難を乗り越えていく。
大和民族が縄文時代に育み続けた愛の魂=思いやりの心を思い出し、発揮していくときが今!です。
日常というフィールドで、皆さんと共に、合氣道(愛の氣が満ち(道)、愛の魂の道が開かれる)ができたら素敵です✨