♬ 秋の夕日に 照る山もみじ~ ♬
先週金曜日、80代の方々が多い体操教室で、
ウォーミングアップに、皆さんと唱歌「紅葉」を歌いました。
座位で
【サイドステップ】を踏みながら
【手拍子】をつけて!
狙いは
★有酸素運動
★呼吸と連動している腹横筋(深層筋)の刺激
ということもあるのですが、
それに加えて、
★幸せホルモンの分泌(^_-)-☆ です。
皆さんは、幸せホルモンのひとつとして知られている
【セロトニン】をご存知ですか。
【セロトニン】は、体内で特に重要な役割を果たしている
三大神経伝達物質の一つであり
自分が幸せを感じたときに出るホルモンです。
【セロトニン】の活性化因子はユニークで、
呼吸、歩行やサイクリング、咀嚼などの
リズム運動によって賦活されるそう。
つまり、リズムをキープしながら運動すると
分泌量が増えるのだとか。
こんな簡単なことで【セロトニン】が出てくるなら
積極的にやらない手はない!
しかもその働きは凄い!
セロトニン研究の第一人者である
東邦大学医学部統合生理学教授有田秀穂先生がおっしゃるには
この物質の脳内における働きには以下のようなものがあるそうです。
その1:大脳に働きかけて覚醒の状態を調整する。
その2:心の領域に働きかけて、意欲、
心のバランスに関係する。(うつ病に関係)
その3:痛みの調節をする。(偏頭痛に関係)
その4:自律神経への働きに関係する。
緊張への働きで血圧や代謝を上げる。
その5:姿勢筋に緊張を与える。
ただし、【セロトニン】の材料は体内にない
必須アミノ酸の一種「トリプトファン」なので
外部から取り込まなくてはなりません。
トリプトファンが多く含まれる食材は、
大豆食品や乳製品、赤身魚など。
ゴマ、ピーナツ、卵、バナナにも含まれているそうです。
また分泌を促すには「太陽光を浴びる」ことも効果的だそう。
皆さんも【セロトニン】を分泌しやすい工夫を
毎日の生活に取り入れて、
うっかり幸せになっちゃってくださいね~♬